2015年11月27日

建築士の秘密。

150629 (3)古民家をリフォームしたお客さんからお歳暮を頂いたので、お礼の電話をすると。。。

「凄く使いやすくなって、リフォームして良かったわ。
もっと早く頼めば良かった。
以前は使いにくかったもんねぇ・・・・どんな風だったか忘れちゃったけど。笑」と喜んでいらした。

年配の方が暮らす場合、その計画や工事を福祉について勉強していない健常者が行うと、健常者だと気にならない点が案外大問題だったりするので使いにくい場合が多い。

普段の暮らしに不便がいっぱいだと気分が暗くなるけど、使いやすくなって気分が明るくなったならそれはきっと大成功だな・・・と密かにイエーイのジャンプをする建築士です。笑
  
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2015年08月21日

見逃し厳禁!?笑

150821 (1)今回の計画は介護保険の住宅改修の補助対象。
ようやく領収書などの書類が揃ったので、窓口に届けました。
書類の不備が無ければしばらくして補助金が振り込まれる予定です。

・・・そういえばこの壁、ガラスブロックだったけ?
仕事の余裕がないといろんなことが目に入らないものだなぁ・・・と、気持ちに余裕がないといろいろ面白いものを見落とすのかも!!
(へんちくを見逃したら大変!!笑)

気を付けねば。
  
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2015年07月02日

タイル割り付け

150703 (4)新築の場合はタイルに合わせて部屋の大きさを決めますが、リフォームの場合は部屋に合わせてなるべくロスが出ない割り付けを考えます。
タイルの目地と、玄関引き戸のセンターを合わせたい!・・・のですが、上手くいきませんでした。苦笑。

目地の色をタイルに近づけて、目地の印象を薄める方向で只今施工中です。  
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2015年06月24日

古色塗装

IMG_8538シロアリの被害があった部分を交換し、構造用合板で補強したた部分に着け柱と鎧張りが完成。
古色で塗装すると随分見た目が変わったのですが、・・・もともとこういう家だったような気がしてなりません。笑

最近では板金で鎧張り風にしている家を時々見かけますが、存在感が薄くて木には到底かなわないなぁ・・・と、改めて思います。
  
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2015年06月08日

切れ者の大工さん。

150608 (6)青空テーブルで打合せ。

大工さんがこれでどうだろう・・・と図面を用意してくれました。
大工さんの多くは言われたことをそのまま作りますが、切れ者の大工さんは「自分の仕事」との向き合い方が違って、こうしたらいいんじゃないだろうか・・・と考えてくれます。

考えてくれた内容の良し悪しがある場合もありますが、この案はとても良いと思いました。

図面で仕上がりのイメージが共有できると失敗しないのでとても助かります。
大工さんに感謝。  
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2015年06月07日

無い柄がいっぱい〜

IMG_8247古いカタログの中に〜 今はもう無いものがいっぱい〜
気が付けば只今2015年。2013年のカタログをみてお客さんとクロスの柄を決めてました・・・・

ショールームにサンプルを貰いに行ったところ、色と柄が違っていて、そういえば今年が2015年だと気づきました。不覚!
早速軌道修正しなければ!!

それにしても。気づかずに進めてたら大変なことになっていたなぁ・・・と、只今反省中です。苦笑



  
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2015年05月16日

山あり谷あり

150519 (3)先日のシロアリ事件のため、外壁工事を先行して行うことになりました。

現場監督が付っきりで工事をする工務店だと、スケジュール管理などの連絡もお客さんにしっかり行われるのですが、大工さん主体だと少し甘くなります。

今回はそのあたりで行き違いが発生しがち。
気を付けて進めねば!!

現場は山あり谷ありです。しかしこの緑で心を和ませよう。。。  
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2015年05月15日

発覚。。

150516 (5)解体工事が始まると、外見からは全く分らなかったことが発覚することがあります。
今回はシロアリ。。。

土台を喰われることを想定して調査時も重点的にチェックしますが、今回は天井の上にある梁。
水分があると被害が大きくなるのですが、この喰われよう・・・以前は雨漏りをしていたのかもしれないなぁ・・・

しかし、こうして見つかったのは幸いと思います。この状態で地震が来てたら大変なことになっていたに違いない!!
・・・と、お施主さんに伝えようと思います。苦笑  
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2015年01月08日

棟瓦

IMG_5729今回工事しなかった屋根の棟瓦。
・・・瓦屋根の標準ディティール集にならってこれまで描いてきたものの、実際にこうやって見る機会は実は初めて!
ほほう、こうなってるのか。

最近では土を使わずに瓦屋根を葺くのですが、この棟瓦だけはどうしても土が無いと葺けない部分です。
ドロコン屋さんがどんどん店じまいして、最近ではこの土を確保するのがなかなか大変なんだとか・・・


ところで改修工事が始まると、改修工事に付随して工事範囲外の部分も今修理した方が良い個所が多々見つかります。
せっかく工事しても他の部分が傷んでは元も子もないので、この旨瓦・・・蓋しなきゃ!!
早速現場に指示です!  
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2014年12月15日

瓦カッター

141213 (8)訪問販売の瓦屋さんには要注意!

「屋根瓦を見てあげます。」と屋根に登って、瓦を乱して撮影した写真を見せて工事の押し売りをする業者の話を聞いたことがありますが、そういう業者はサイズの合わない瓦を金槌で割って無理やり嵌めたりします。
雨漏りの原因になるので要注意です。

そういう業者の後始末をしたこともありますが、
職人さんがこうした瓦カッターできちんと加工しているか!簡単なチェックポイントかもしれません。  
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2014年12月12日

いつもと違う景色。

IMG_4715瓦の葺き替え工事。
屋根に上るといつもと違う景色が広がります。

背の高い家が増えて向野橋がだんだん見えなくなってきたのが寂しいです。  
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2014年12月09日

屋根の景色

141209 (20)屋根に桟がかかり、いよいよ瓦を葺きます。
最近の瓦は、この桟に引っ掛けるのでずれ落ちることがありません。

阪神淡路震災で瓦は危険だと瓦業界はずいぶん叩かれたので、いろいろ地震に対しても「落ちない」「軽い」など、瓦は随分改良されました。

こうした努力がもっと多くの人に知られて、日本の景観についての瓦がとても大切だと議論されるようになることを祈ります!  
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2014年12月06日

埃の山

141205 (4)今回の葺き替えでは工事の予定と天気の相性が悪く・・・どうやら工務店の社長が犯人という疑いが濃厚です。笑

最初の大屋根に続いて下屋の解体が進んでいますが、室内に埃がなるべく落ちないように注意しました。
先行して室内の天井の隙間を塞ぐ工事を行い、少しでも落ちないようにはしましたが、天井裏はこの埃の山!

・・・先に内装工事を進めて正解でした。

清掃!そしていよいよ屋根が葺き変わります!  
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2014年11月25日

雨の予報。。

IMG_4400屋根の葺き替え工事。
古民家の改修で当初のスケジュール通りに進まず、お施主さんからイライラを感じます。苦笑。

レッカーの手配と人工の手配がうまく調整出来なくて少しスケジュールが遅れてしまったのに、明日からの天気予報は雨。
天気予報が外れてくれると良いのですが・・・  
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2014年11月20日

只今反省中

141119 (8)あまり見かけたことのない杉皮の野地。
「oh!良く見ると杉皮!!」
一般的には野地板が貼られていることが多いので、僕も大工さんに言われてはじめて気づきました。

「暗い所でちょっと見てもわからんね〜。これ、瓦を葺き替える時に上に乗ったら踏み抜いちゃうね・・・・」

やはり改修工事の前には入念な調査が必要と、只今反省中です。  
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2014年11月18日

軌道修正

141118 (2)古民家の瓦葺き替えの機会に、少し耐震性能を上げようと1階の天井面(ツシ床面)で剛床を作ることになりました。
最初は鋼製ブレースを考えましたが、構造用ベニヤで構面を作れそうなので少し軌道修正。
装備不足で細かい所まで実測出来なかったので、工事を進めながら内容の微調整です。

本当ならもっとしっかり調査をすべきところですが、僕自身ホコリで鼻炎になるので・・・今度設計料が入ったら豪華装備を用意しなければ!!です。

  
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2014年10月05日

第一弾調査

140911 (47)古民家の耐震補強の相談を受け、その調査第一弾です。
耐震設計の原案をつくるため、ざっと状況確認して素案をつくります。

耐震補強はリフォームと違い、投資した金額分の変化がわかりにくいので、持ち主の方もなかなか工事に踏み切れないことが多いです。
なので、少ない予算で最大限の効果を得る方法の検討が重要です。

新しい家と比べて、天井裏も殆どの構造体が露出しているので、その点では解体する手間が無い分、工期と予算が圧縮できるのが古民家の良さです。  
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