2024年03月05日

「たてものみしる」のご案内

IMG_3385文化のみち二葉館で開催する「たてものみしる」をご案内!

開催は令和6年4月21日(日)
二葉館のポップアップカードを作ります!

皆さんどうぞご参加くださいね!!
  
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2024年02月22日

ひな祭り

IMG_3305今年もひな祭りの準備が出来ました!
ひな祭りは平安時代の上巳の祓えがその原型で、江戸時代の初めには庶民の間にも定着したそうです。
武士の時代の人形なので雅楽ではなく五人囃子なのですね!

さて、明日は岩倉にて雛人形の工作ワークショップ!
みんなで段飾りを作ります!!  
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2024年01月09日

建物ガイド

240109 (19)今日は陸前高田と名古屋の中学生の交流会。

愛知登録有形文化財所有者の会の副会長として建物ガイドを務めました。
夕焼けのまちなみ。
テレビ塔の展望台から見える夕焼けは格別です。
つたないガイドではありましたが、喜んでもらえたようで良かった!

  
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2023年12月16日

「障子の本」

231203 (6)先日障子の貼り替えの応援にやってきた姪が「障子の貼り替え、はじめて」。
転勤族なので賃貸住宅で生活するのが当たり前になると、備品に障子があると管理が難しいんだろうなぁ。。。
林雅子が監修した「障子の本」には、日本の伝統を模索する建築家たちの取り組みが紹介されているけれど、障子のある家はどんどん少なくなっていくのだなぁと思うと少し寂しい。  
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2023年12月06日

1/10000 と 唯一無二

231206 (10)登録文化財には基本的に補助金などの公助は無く、基本的に所有者が維持管理する必要があります。
唯一、建物の修理に使える補助金として「文化財磨き上げ事業」があり、所有者の会でも何度か勉強会を開いたものの国内でもあまり事例が無いため、愛知で先鞭をつける意味で手をあげてみました。

名古屋市→愛知県→文化庁の流れで質問が上がっていくのですが、文化庁の返事が「内容が伝わってこない」という文化庁の返事が文化庁→愛知県→名古屋市の順で返ってきました。
どう説明すれば文化庁に内容が伝わるかすらわからなかったので、直接文化庁に問合せの電話をしたところ窓口の名古屋市に内容を説明させますとの回答。。。。

登録文化財は現在国内に10000件。それを少ない人数で管理しているので忙しいという理由は分かりますが、所有者にとってはその1/10000が唯一無二。
所有者の気持ちをもう少し理解してくれないと、結局のところ登録文化財は活用されないので、どうすれば分かってもらえるか・・・・先は長そう。  
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2023年11月26日

あいたて博 2023

231125 (75)本日はあいちの建物博覧会最終日で、午前中の南山大学の建物ガイドに同行。
建物が大切に守られていることが良くわかるキャンパスに、伝統校たる所以を感じました。
県立の愛知芸大では愛知県が強行して建て替えが行われましたが、私学であることの柔軟な対応で維持されていることはこれからの学校建築のお手本になるように思いました。

建築の文化を継承していくには所有者のネットワークを構築して、組織として行政に働きかけることが必要だと感じて取り組んでいますが、行政の向けている視線の先には何があるのか・・・。
「私」が頑張らないと何も残せないような世の中にはなって欲しくないなぁ。
  
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2023年11月19日

中埜家住宅の特別公開!

231119 (150)無事に半田市中埜家住宅の特別公開が終了しました。
建築史家の村瀬さんの話に聞き入る来場者の皆さん建物ガイドも30人を超える大盛況で・・・無事に終わってよかったです。
参加した皆さんが建物の魅力をたくさんの人に伝えてくれると良いなぁと期待しています!  
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2023年11月05日

名探偵からの挑戦

231111 (1)名探偵ミースからのクイズが8問掲載された小冊子。
だがしかし、なかなかの難問で。。。正解にたどり着くのはかなりの建築マニアと思われます。

ちなみに正解するとミースが大活躍する小冊子がプレゼントされるそうなので、皆さん是非挑戦してみてください!
  
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2023年11月02日

名鉄バスセンターガイドの日

231102 (44)本日は名鉄バスセンターの建物ガイドのお手伝い。
名鉄バスセンターの屋上は一般駐車場で、名鉄ホテルの入り口にもなっています。
子供の頃に父に連れられて、宿泊している来賓のお客様に会うのについてきたことを思い出しました。
こんなに素晴らしい建物がこの場所にあったということを、次の建物が引き継いでくれることを願ってます!  
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2023年10月04日

障子張り替えは・・・「快感!」

231004 (11)授業が終わったから手伝いに来たよ〜!と姪が母の障子張り替えのお手伝いにやってきました。

子供の頃は転勤の都合があったので、障子張り替えは初体験!

まずは桟から綺麗に外すのですが、これが綺麗に行くと・・・「快感!」

最近はアイロンで張る障子紙が多いので、こういう作業を見たことのない大人も多いのかも・・・  
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2023年08月28日

一歩前進

230821 (16)登録文化財の磨き上げ事業の申請をしてみようと、何度か名古屋市の教育委員会に相談に出かけるものの、どうにも煙に巻かれていきます。
多分文化財制度の問題がここにあると思うのですが、愛知県にも名古屋市にも文化財の保存活用に関して指導できるような裁量権が無いので、相談された内容を理解できた範疇で上部組織に問い合わせるだけ・・・そのため、質問内容とはそれた回答が返ってくるので話がかみ合わないし進まない。
最終的には伝言ゲームで文化庁が回答する訳なので、文化庁に窓口があればすぐに話は進むのに・・・

こういう時に所有者の会の組織が協力してくれるのが望ましいのですが、建築の専門家がいないので困っている内容が分かってもらえない。
結局は自分で切り開くしかないので、経営コンサルタントに協力してもらってようやく一歩前進です。
  
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2023年08月21日

民俗学的視点

230807 (1)登録文化財の活用の検討では建物をどうやって使うかを考えるのですが、その殆どは経済的にどうやって回していくのか・・・と、いう話です。
そういう意味でも建物の所有者が住みながら昔ながらの生活を楽しめる家というのは、民俗学的にも特別の意味があるように思えます。
ちなみに今、季節で建具を入れ替える家って、市内にどのくらいあるのだろう・・・。
機会があれば調べてほしい項目です。
(国勢調査とかで、季節で建具を入れ替える質問があったら驚きますが。笑)  
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2023年08月11日

冊子 あいちのたてもの

230810 (17)文化のみち二葉館にて折り紙建築展開催です。
今回は愛知登文会発刊の冊子「あいちのたてもの」とのコラボ企画です。

今年は特に最新刊の明治村編についての特別コーナーを設けました。
明治村ファンの方も必見です!

  
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2023年08月09日

3人目の担当者

230807 (33)文化庁の磨き上げ事業。
窓口の名古屋市の文化財保護室から、申請書を提出してもらえないと相談に応じられないと回答がったのですが・・・書類の内容がある程度の規模の会社が扱う予算書のような仕様で、一般の所有者が作るにはハードルが高すぎる!!

今回は意を決して、通産省の補助事業のお手伝いをしている中小企業診断士に協力してもらい、いよいよ攻め入る準備が整いました。
これまでの他の事例を聞いていると、行政担当者が熱心でいろいろお手伝いしてくれた・・・という話が多かったので、愛知県の事例が増えないのはこの温度差のせいだなぁ・・・と、しみじみ思いました。

名古屋市と相談を始めてから3人目の窓口担当者。
それにしてもいろんな窓口をたらいまわしで・・・という話は聞きますが、同じ窓口がすでに3人目。
今度こそは上手く進んで欲しいと願うばかりです。  
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2023年08月08日

「磨き上げ事業」

230807 (3)文化財を活用した「磨き上げ事業」の補助金を活用して建物修理をしたいと名古屋市の文化財保護室に相談に伺ったのは、2021年の1月。
最初の担当者からは、文化財の修理についての設計者には文化庁の講習終了者である必要があると説明されたものの、腑に落ちなかったので文化庁に問合せしてみると「磨き上げ事業」についてはそのような縛りは無いとのことでした。

こんなことなら文化庁に窓口を置いてほしいと思いましたが、文化庁からは各市町村の担当窓口で提出する必要がるので、まずは各市町村の担当窓口で相談して欲しいとの返事。

名古屋市の文化財保護室があまり協力的ではないとは聞いていましたが、あれから2年半。ようやく一歩前進です。
(市長は歴史的建造物の活用に積極的に取り組む・・・ようなことを言っていましたが、役所の対応には疑問符がいっぱいです。)  
Posted by kakehi_k at 23:59Comments(0)

2023年07月05日

美意識

IMG_9885愛知県庁の屋根の葺き替え工事が行われるそうで・・・緑青がふいたその姿が歴史の証人の風格だと思うのですが、銅色で変色しないような処置がされると聞いて、なんだか美意識の欠如を感じました。

・・・本当にそうなっちゃうのかな。  
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2023年06月18日

夏支度!

230618 (10)次の世代に日本の文化をどう伝えるか。
こども能楽教室のテーマでもあり、それに向かって取り組んでいるのですが、どうしていいかさっぱりわからないので出来ることを一つずつです。
夏の模様替えも日本の文化の一つ。
寝転んでみるとわかるのですが、超気持ち良い!日本の伝統が身に染みます!!
2023サマー、どんと来なさい!!です。笑

さて、最近は冬を基準に家を建てる人が増えたため、エアコンが無いと夏が過ごせない家が増えました。
電気を使うと電気のエネルギーは熱に代わるので、風が通らない家は熱がこもる一方。
熱中症の原因の一つだと思うのですが、あまり話題にならないのが不思議です。  
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2023年05月23日

磨き上げ事業

230523 (19)本日は愛知県登録文化財所有者の会の総会。
岡崎の本宿で行われました。
そして、本日当会の副会長に任命されましたので皆様にご報告いたします。


とはいえ、私事ですが文化財を活用した磨き上げ事業を進めるために名古屋市の文化財窓口へ相談しに訪ねてみたものの、最初から「補助が下りるか分かりませんよ」「難しいですよ」と、ことらが考えている事業のプログラムについてこのまま進めたらよいのかどうかも全くわからない煙に巻かれた状態になっていて、文化財をどう守っていくと良いのかのヴィジョンも全く持てないままの副会長・・・暗澹たる思いでの就任です。  
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2023年05月18日

もさもさは新たな課題。

230518 (19)本日は有松でお客さんからの相談を受けました。

この腕木の表面がもさもさっとなってるけれど、大丈夫かな?とのこと。

以前海の近くの住宅で、数十年と空き家になっていた建物の軒先が木材が劣化してこんな風になっていたのを見たことがありますが、修理して15年くらいでこんなになっているそうで・・・

塗装して保護しようとすると、結構表面を削り落とすことになって形が変わってしまうので、交換するのが良さそう。
さて、どうすると良いものやら・・・新たな課題です。  
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2023年05月07日

文化財所有者の憂鬱

230504 (6)登録文化財の自宅の屋根瓦がそろそろ本当に葺き替えないといけない・・・
昨年、文化庁の磨き上げ事業の申請がしたい旨を名古屋市の文化財保護室に打診して、補助金をもらうために必要なインバウンド向けに考えたプログラムについて意見を求めたところ、愛知県の文化財保護室に確認しますという返事をもらって半年以上。

文化財の所有者になって思ったのは、自治体の担当者の熱量でその地域の文化財の運命がずいぶん違うということ。
結局のところ、行政に頼るよりも自分の力で何とか道を切り開かないといけないのだなぁ・・・。  
Posted by kakehi_k at 17:13Comments(0)