2007年12月25日

誰のために・・・

513054e5.JPGあれ・・・足を引きずってる・・・・。
恐れていたことが起こってしまった。ペットの老犬が足を引きずっているのだ。

床暖房を設置するには、床材は床暖房対応の堅いフローリングを使わざるを得ない。やわらかい木を使うと木の生が抜けて一冬で板がスカスカになってしまうからだ。

床が暖かくなる代わりに、足腰には衝撃と言う負担が掛かることに・・・・
暖かい空間を手に入れたけれど、考えさせられるものがある。
この家族のためのリフォーム。言葉を喋ることの出来ない家族の声はき越えていただろうか。

他の誰のためでもないこの家族みんなのためのリフォームだったのに長年一緒に過ごしてきたこの老犬も家族の一員なのだということが置き去りにしてしまったのかもしれない・・・・。  
Posted by kakehi_k at 02:58Comments(1)TrackBack(0)

2007年12月06日

いとなみ

e5cf2b86.JPGあら・・・
先日リフォームが完了した建物に隣接していた建物の解体がはじまりました。
刻々と移り行く街並み・・・・などと言ってる場合ではなく、さっそく庭の修景を考えておかねば。

建物の変化、その周辺環境の変化・・・それでも、いつまでも続いていってほしい建物の営み。  
Posted by kakehi_k at 02:31Comments(1)TrackBack(0)

2007年11月26日

新しい暮らしへ

d9d74be2.JPG建物の工事が終わると
施工者の検査→設計者の検査→お施主さまの検査
と全ての検査が終わると完成(引渡し)になります。
(リフォームの場合は住みながら直していくので、随時お施主さまのチェックが入ります。)

さて、いよいよ工事も終わり今日は検査でした。
工務店がよく頑張ってくれたのでとてもよい出来上がりだと思います。

でも一番良かったと思う瞬間は、お施主さん、工務店さん、そして僕がみんなで無事に工事を終えたことを笑顔で確認し合えた時です。
(トラブルがあった現場は、険しい表情の人がいますから・・・)
一番良かったと思う瞬間を共有できた時は、またいつか同じメンバーで工事ができたらいいなあ・・・と思います。
そして、お施主さまの新しい暮らしへちょっとだけお手伝いできたことが僕にこの仕事を頑張っていくんだ!という勇気を与えてくれます。

施工:平成建設株式会社 http://www.heiseikensetsu.com/  
Posted by kakehi_k at 14:53Comments(1)TrackBack(0)

2007年11月23日

その原因

36cd86cd.JPG今回の工事では既設の巾木をそのまま使うことにしていたため、フローリングを巾木や建具の枠とピッタリ合うように微調整・・・
「あーやっとあわせることが出来た!」と大工さん。

一般的に床を貼り終わってから巾木を取り付けるので、壁と床の隙間を巾木で隠すことが出来ます。その順番が逆になる隙間を隠すことが出来ないのでピッタリと取り付けなければなりません。

「巾木も新調すれば良かったなあ・・・」まだまだ工事の段取りが分かってないなあと図面を見ながら反省です。
(コストを抑えるつもりが、手間が増えてしまったのでコストメリットも帳消しだな。)  
Posted by kakehi_k at 11:45Comments(0)TrackBack(0)

2007年11月22日

床暖房敷設完了!

8062b4e9.JPGいよいよ床暖房のヒーターが設置されました。
電気のフィルム式で約5个慮さがあります。
その上に床暖房対応のフローリングを貼り込み床の完成です。

床暖房のヒーターは案外電気の消費量が大きいので、ランニングコストをよく検討してからどんな床暖房を採用するか決める必要があります。

さて、既設の床の上に新しい床を作るので、もっとも簡易に床暖房が敷設できるはずでしたが案外時間がかかって・・・その原因は次回の講釈で。(西遊記風)
  
Posted by kakehi_k at 23:33Comments(0)TrackBack(0)

2007年11月19日

期待通り

f542b34b.JPGPC用の家具を新調することになり、いろいろ探してみて一番イメージに近いものは通販のカタログで見つけたもの。お値段も予算内のお手ごろ価格。

このまま通販で購入でもよかったけれど、念のためいつも家具をお願いする「シバタ家具」さんで見積もりをお願いすると・・・驚きのお値打ち価格。

期待を裏切らない家具屋さんです。  
Posted by kakehi_k at 01:42Comments(0)TrackBack(0)

2007年11月18日

建具新調

0931a5c3.JPG建具にリアテックというシートが貼られました。
当初は新調する予定でしたが、工期短縮のため今まで使っていた建具にリアテックを貼り付けることに・・・当初のイメージに近い効果が得られ一安心です。  
Posted by kakehi_k at 23:54Comments(0)TrackBack(0)

2007年11月16日

庭の修景

a2680e64.JPG窓から見えるエアコンの室外機で庭は満タン!
決して広くない坪庭、でもエアコンを無くすわけにはいかない・・・修景の方法を検討ました。
大掛かりにはならず、リビングから見える庭が随分すっきりしたように思います。

周囲を建物で囲まれて、庭の植生も新築当初からは随分変わってしまい、手入れもだんだんしないようになって・・・・でも、今回のリフォームで庭の見え方がすっきりしたことで「もう少し庭を綺麗にしたいわ!」とのこと。
きっとここを訪れる度に庭が変わっていくのではないかな・・・と期待が膨らむのと同時にリフォーム工事ももうじき終わりです。  続きを読む
Posted by kakehi_k at 01:56Comments(0)TrackBack(0)

2007年11月10日

目線の高さ

a5ebfab3.JPG現場がはじまると写真で経過を記録していきますが、部屋全体の写真を撮る時に目の高さではなく少し腰を落として撮影します。
そうするとファインダーから見える部屋のバランスの歪みが落ち着くような気が・・・・

天井の高さは2.4メートルが一般的に設定されますが、コレは椅子に座って部屋を見たときに落ち着く高さなのだと思います。なのでその高さでカメラを構えるとパースの歪が少なくなるということかもしれません。

天井の高さはその部屋での生活のスタイルに合わせて決めることが落ち着く部屋づくりになるのでしょう。  
Posted by kakehi_k at 09:37Comments(0)TrackBack(0)

2007年11月02日

約束の言葉

お施主さんの体調不良でずっと延期されていた工事・・・
「せっかくやりかけたことだから、どうしてもやりたい。」
と体調不良のまま工事は始まりました。

「留守の間も良い仕事をしなさいよ。退院したら私がチェックするからね。」
そう約束してお施主さんは入院することに・・・。

訃報が届いたとき、目の前からは音が消えてその約束の言葉だけが
何度も何度も思い出された。

「ここの壁が仕上がったら飾りたい絵があるから・・・」
この壁にはどんな絵が飾られるはずだったのかな・・・今はもうわからない。
  
Posted by kakehi_k at 23:19Comments(1)TrackBack(0)

2007年10月30日

いよいよ工事開始!

657276ec.JPGいよいよ昭和の家の工事がはじまりました。

当初のスケジュールでは去年完成する予定でしたが、お施主さんの体調不良のため延期になっていました。
どうしても住まいながらのリフォームはお施主さんに負担がかかります。
本当は体調が万全になってから工事着手したかったのですが、暖かく冬を過ごしたいということで床暖房の設置などを含めた工事を着工することになりました。

スケジュールをいかに圧縮できるか!でもリフォームするからには、リフォームしてよかったと思えるような仕上がりに!

現場が完成するまで一気に工事が走り抜けます!!  
Posted by kakehi_k at 08:41Comments(0)TrackBack(0)

2007年10月29日

住みやすさ

15dcd090.JPGお施主さんにとって理想のリフォームとは?
いつも考えさせられます。

リフォームで部屋の雰囲気を変えることは決して難しいことではありません。
なので若いお施主さんの場合は新しい使い勝手でもすぐに慣れるのでかなり大胆な提案も出来ます。
でも今回のようにご高齢のお施主さんの場合、スイッチの場所が変わっただけでもしばらく戸惑うのではないかと心配になります。
特にキッチンは今までガスを使ってきた方がIHコンロに変えると火加減が分からないので結局料理を殆どしなくなったという話も聴きます。油は温度の加減を間違うと出火の危険もあるので、油断しやすいという意味でIHコンロを勧めるのには抵抗があります。

すでにある間取りを活かさなければならないこと
今まで何十年も暮らしてきたその家での習慣をどう活かすか・・・あー悩みます!!  
Posted by kakehi_k at 23:33Comments(1)TrackBack(0)

2007年10月28日

目撃

お施主さんと工務店の契約の日。
両者間の契約なので、僕は立ち会って見守るだけです。

工務店の社長さんがここにお名前とご住所をお願いしますと言うと、何時までに準備すればいいかい?とお施主さんが答えた。

出来れば今くださいと社長さんがお願いすると、分かりました。と机の上の黒い箱をパカッと開けると・・・硯??
墨を摺り、筆が契約書の上を走ります。
こんな劇的な契約の場面にはもうめぐり合えないかも・・・

日常で普通に行われている事、その一つを丁寧に、大切にすることでその場所の雰囲気を変えてしまうことが出来る・・・それは多くのことを成してきた人の身にまとった力。
  
Posted by kakehi_k at 18:47Comments(1)TrackBack(0)

2007年10月03日

お施主さんの心と教科書コロコロ

僕はね、デザインがやりたかったんだ。でも、戦争があったでしょ。それで出来なかった・・・・。とお施主さんが言った。

自分らしさを許されない狂気の時代があったことを再認識させられた。
それは決してやり直すことの出来ない時間・・・。

ニュースで教科書の沖縄戦の表記の問題が取り上げられていたが、人の人生を狂わした出来事がとても簡単に塗り替えられようとしていることには驚く。

いつか子供に自分の仕事について話すときが来た時、自分らしい仕事をしてきたことを話したい。話せる世の中であって欲しい。  
Posted by kakehi_k at 02:14Comments(3)TrackBack(0)

2006年10月01日

図面と模型

36fa0e2b.JPGこの壁を耐震壁に・・・・と説明しても、ちょっと専門的過ぎるよなーとちょっと反省し今回は模型にて説明。
今回は模型を作った甲斐あって、なるほど!と納得してもらえた様子。何といっても自分の家のこと、リフォームって楽しい!と思ってもらうことがとっても重要!  
Posted by kakehi_k at 00:09Comments(2)TrackBack(0)