建築 liner notes
筧建築設計 筧 清澄 KAKEHI KIYOSUMI 建築と自分のことを日々綴るBLOGです。
2007年03月03日
完了検査
完了検査無事終了・・・・・
もちろん、現場も設計も一生懸命やってるので問題は何も無いはず!でも緊張しました。検査員は中間検査と同じ方で、吸気口、排気口、ガラス、サッシ・・・テキパキチェック!チェック!チェック!
「ん!これは左官で仕上げたのかね?」「はい珪藻土です。」「ほう・・。」
「ん!この建具の鴨居はどうなってるのかね?」「ここでこうなって・・・」「ほほう・・。」
気を使ってデザインしている箇所をいくつも見つけてくれつつ、無事検査終了です。
ほっと一息。
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23:49
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2007年02月22日
外構工事
有孔ブロックが積まれ、アルミ製の門扉が設置・・・・ん?
門とブロックの隙間が思ったより広い・・・
現場監督ももう1列増やしとけば良かったなあ・・・・
ちょっと広すぎるので木の柱を1本隙間に建ててもらうことにしました。
もう一息で完成です。
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08:45
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2007年01月30日
「やっと」「ほっと」「きっと」
建物を覆っていた足場が撤去されて建物が顔を出す。
今日は外構工事の最後の調整。
敷地に高低差があったので、階段や塀の高さを現地で実際見てから決めた。
もうじき一つの建物が完成する。
今の気持ちを最近見たコマーシャルを引用して、「やっと」「ほっと」「きっと」。
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02:51
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2007年01月11日
void
短冊状の敷地に長細い建物を作ると、どうしても奥のほうが暗くなります。
なるべく空間を気持ちよくしたい!と考えるとどうやって光を取り入れるかに頭を悩ませます。
今回は中庭をつくることで、光と風の通り道をつくりました。
大きな開口から見える空が、とても高く感じます。
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04:03
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2006年12月15日
基礎パッキン!
今回ステンレス製の基礎パッキンを使用。
樹脂製のものは樹脂が劣化する可能性があるので、材質の安定しているステンレス製を使いたいと工務店に伝えたところ「使いましょう!」と返事。
こうした建物の寿命にかかわる本質的なことを理解してもらえるのはとても嬉しい。
どうしてもお施主さんからは出来映えの評価を受けることが多いので、こうした隠蔽される部分はおざなりになる場合が多い。
予算が厳しい現場なので、本当に言いにくいのですが・・・言ってしまった。
でもそれに対応してくれる工務店には感謝!
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00:48
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2006年10月30日
中間検査の検査員(前言撤回!)
今日は中間検査。どんな検査員が来るのやら・・・・
来ました!あらら、的確な審査に鋭い質問・・・・凄腕でした。
検査員様、前言撤回です。しっかり検査を受けました。
もちろん検査は合格です。
そして検査員様の言葉
「この現場は手刻みなんだね。最近はプレカットばっかりで・・・」云々
プレカットが主流になり、木材にきちんと墨を打てる大工さんが減ってきていることを嘆いてました。仕上げをすると見えなくなるこの墨の跡!僕は今、実はすごく貴重な体験をしているのだなと改めて現場を眺め、掃除も行き届いているし改めてよい現場だと実感しました。
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22:11
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2006年10月26日
中間検査の検査員
留守番電話にメッセージ
「確認サービス、検査員○○です。検査に○月○日○時ごろ伺います。」
検査希望日の前日に検査に来るというメッセージが録音されていた。
受付の時に「原則立会いです」と言われて僕と工務店の立ち会える日を選んでいるのでそれは困ると早速電話して伝えると、検査員は「見るだけだから立会いは特には必要ありませんが・・・」と自分の都合を変えられて不服そうな喋り方・・・。
検査さえちゃんとしてれば良いということなのか?書類の審査はああ、しっかり見てくれてるなあという印象だったが、この検査員の発言に良いイメージがすっかり払拭されてしまった。
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17:02
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2006年10月11日
墨
今日は構造家から仕口ダンパー設置についてのレクチャーを受け、設置位置の詳細を検討・・・
この建物は内部で空間の連続を優先していて耐震のための壁が少ない。ソレを補うために仕口ダンパーという金物を使って地震時の揺れを減衰させようと言う計画。余談だが、こういった金物は他にもあるが性能以上に価格が高く設定されている。この金物で補強しないと建物が壊れます・・・といわれれば殆どの施主が取り付けるそうで業者はかなり儲かっているらしい。
金物の補強箇所を全数確認し、構造家との打合せは無事終了。そして現場をぐるりと回って「墨が打ってあるのは、この現場は大工さんの手刻みですか?・・・」
最近はプレカットが主流で精度は高いのだが、木造の本質を考えると、継ぎ手などは少しルーズなほうが良いということらしい。自動車のブレーキと同じで少し踏み込みに遊びがあるから上手く止まれるように、地震が来てもこの遊びが力を少しだが逃がしてくれるらしい。
「うちは昔式のやり方しか出来ないので・・・」という現場監督さんだが、どこかうれしそうだった。
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03:51
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2006年10月09日
若干1名無事でなし!
屋根の防水まで完了し、棟上げ終了!
すっかり日も落ちて・・・・・寒い!
日中は半袖でも良いかと思うくらいの陽気でしたが・・・・・夕暮れ・・・薄手のシャツでは効き目なし!・・・やっぱり風邪をひきました。
皆様も体調管理にはご注意を!
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11:21
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うだつをあげる
うだつがあがりました(棟上完了!)。
少し静かな住宅地にその日はレッカー(クレーン)のエンジン音と風の音が響きました。
風の強い日だったので、作業に支障が出ないか心配でしたが無事に完了です。
かえって、事故にならないように注意しなければ!という思いが安全に工事が進めたのかもしれません。いずれにしても職人さんたち、ご苦労さまでした。
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11:16
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2006年09月30日
止水処理
基礎のコンクリート打設は先日無事に終わり、来週末はいよいよ上棟式!
ちなみに家を建てて棟上げすることを「うだちが上がる」といい、「うだち」は、木造の家で梁の上に立てて、棟木を支える短い柱のことを指します。
「うだつが上がらない」の「うだつ」は「うだち」のなまったもので、棟上げができないことを意味していて、防火壁の役目のあるうだつが付いている!というのは本来と違う意味になります・・・・・
余談はさておき、今日は現場でコンクリートに止水材が塗られていました。今回の周辺状況では必要ないと思いますが、工務店は万が一水が入ってきたらいけないと止水材を塗布。こうした気配りが出来るか否かは現場監督の経験値によるところが大きく、こうした図面にはない万が一を潰していってもらえるのにはホントに頭が下がります。
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23:22
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2006年09月22日
配筋検査
明日コンクリートを打つ手配をしました。との連絡。
え!もう配筋終わったの?
小さい現場だとなかなか工程表は出てこない・・・で、電話連絡。
「明日午前中に行きます!テープと黒板用意して置いてくださいね。」
無事に配筋検査完了!今度はいよいよコンクリート打設です。
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16:41
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2006年09月07日
地鎮祭
ある晴天の朝。今日は地鎮祭、いよいよ現場が始まるんだなあという期待とがんばらなきゃという気持ちで胸がいっぱいになる。
なのに、まだ確認申請が認可されていません。急がねば!
(お施主さんの都合で大安の日がその日しかなかったのですが、早く追いつかねば!)
Posted by kakehi_k at
09:29
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2006年08月29日
捺印
いよいよ確認申請。
図面の設計者欄に捺印・・・特にこの瞬間は両肩にズシッと責任の重さを感じる。
工事が完成して、お施主さんの喜ぶ顔を見るまではこの重さから開放されることはない。
頑張ろう!自分に言い聞かせて確認申請書提出に向かう!
Posted by kakehi_k at
16:21
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2006年08月15日
電話
ある日電話が・・・以前、工事を依頼したことのある工務店の現場監督から
「実は・・・というわけで設計料もあまり払えないけど、一度提案をしてみてもらえないでしょうか。」
この現場監督は以前の工事で無理を承知で頑張ってくれた。その頑張りに今度は僕が答えなければ、という「義」を感じた。
設計が僕の生きる道なら、「義」を失ったら設計の意味も失いそう。
強行スケジュールではあるけれど
「やってみます。」と返事をして電話を置いた。
Posted by kakehi_k at
14:56
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