2011年05月13日

大失敗。。

P5130001先日木ルーバーの家のお施主さんから、塗装をしたいけど前回の塗料と色は何だったかな?と相談を受けた。

前回塗装した色を伝え、鉄骨部分の錆が気になるとのことだったので錆止めを一緒に塗ると良いですねと助言。

そして今日現場を訪ねると・・・
前回よりも木部が塗料を吸い込んだようで木ルーバーの色が濃くなったのと、鉄骨部の錆止めが異様に目立つ・・・
錆止めについては全くのノーマークだったことが大失敗。
雰囲気が変わってしまったのにお施主さんも少し驚いた様子・・・

もっと考えられる方法があっただろうし、相談を受けた以上現場に来るべきだった・・・悔やまれる。
何よりも、相談してもらったのに、その気持ちに応えられなかったことが悔やまれる。
お施主さんがいつも笑顔でいられるように、もっと自分の感覚を研ぎ澄まさなきゃ・・・  
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2011年02月09日

何度でも嬉しい!

SKIN先日の長者町のワークショップで、木を使ったまちづくりの参考になるような事例を紹介するように依頼されました。
その中でこの「木ルーバーの家」を紹介したのですが、会場にいらっしゃった延藤安弘さん(僕から見たら雲の上の存在!)から、
「美しい建物に感銘を受けました。」とコメントいただき・・・感無量です。
(そのときの映像を頭の中でリピート中です。何度思い出しても嬉しい!)

この「木ルーバーの家」が、長者町のまちづくりに良い刺激を与えたのならそれはとても嬉しいことです。

まずはこの「木ルーバーの家」を設計する機会を下さったお施主さまに感謝し、これからの長者町に期待します!!  
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2010年02月14日

バスの窓から・・・

76ea639b.JPG基幹バスに乗るときはいつも木ルーバーの家が見える窓に座ります。
やっぱり、自分の設計した建物は気になります。

施行を請け負った工務店に問題が多かったので
トラブルなどあった場合は僕が窓口としてすぐに工事を手配したり・・・

最近は特にそうした連絡も無いので、窓から見える建物を見ながら
ご家族はみなさん元気で活躍していらっしゃるかしら・・・などと
また、次にお目にかかる機会を楽しみにしながら今の仕事に向かいます。  
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2006年02月23日

down light

e45c2ae0.JPG思った写真がなかったので仮貼り!

この計画ではダウンライトを多用しています。その配灯ですが壁際に近い位置に設置しています。
これはダウンで壁を照らすことで、壁の明るさを強調して部屋が明るく見える。「明るさ感」を演出しています。

ダウンライトを部屋の中央に寄せると、床面での照度は十分に確保出来ても部屋全体が暗く感じるそうで、ダウンライトを使うコツは壁を照らす事なのだそうです。  
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2006年02月18日

foliage plant

fa1af50c.JPG奥さんの長年の夢であった観葉植物がリビングに飾られている。
工事の遅れた都合で植物達は以前住われていたマンションに届き、お施主さん家族と一緒に引っ越ししてきた。植物は部屋の大きさが分かるらしく、この部屋に置かれてから急に枝や葉が伸びて一回り大きくなったそうだ。
元気のある植物、元気のない植物、自分の居場所を探しているのは植物も人間も同じなんだなあと感じた。  
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photograph

0eb27a9d.JPG照明コンテストに応募することになり、過去の写真をチェック・・・・あら、夜景は無いね。
ということで、今日はお施主さんにお願いして撮影です。僕は付添なのでスナップ撮影。

夜景をゆっくり見る機会が少なかったのですが、ルーバーからこぼれる光がとても良い雰囲気で柔らかかったのでホッとしました。照明の感覚はとてもデリケートで僕もまだまだ研究中ですが、照明デザインのキーワードは「明るさ感」なのだそうです。

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2006年02月17日

flowers

e41c1e66.JPG今日は久しぶりにお施主さんを訪ねた。
リビングに通されて、ダイニングチェアに腰を降ろして、少し落ち着いて周囲を見渡すと色々な小物も所狭しと飾られている。

いろいろ工事(工務店)に問題が続いて、お施主さんも僕も憂鬱な時期もあったけれど今こうして笑顔で会話できることがとても嬉しかった。
テーブルに飾られている花に負けないくらい、楽しい会話に花が咲いた。  
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2006年02月14日

completion

d39a83b3.JPG建物が一つ完成した。
完成まで本当に気の抜けない現場だったけれど、工事が終わりお施主さんにとってはようやく新生活のスタート!
お施主さんに「ありがとう!」という言葉をもらい、とても嬉しかった。  続きを読む
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2006年02月04日

night view

03aeb101.JPG木ルーバー。アルミパンチング。
街と建物を柔らかく結ぶためのフィルター。これらは夜になると昼とはまったく違った表情を見せる。  
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2006年02月01日

Euromobil

kittinnオーダーで製作したキッチンが、メーカーのHPで紹介されました。
お施主さんと、メーカーと、僕らで考えて作ったキッチン!皆で残した足跡がここに一つ。
http://www.hassyo.co.jp/example/index.php?mood=&typo=straight&Submit=%8C%9F%8D%F5%82%B7%82%E9  
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2006年01月23日

furniture

7562bd0d.JPG新聞店の作業室。
早朝(深夜?)に新聞が配送のトラックで運び込まれる。ものの数分で荷卸しが終わり、一斉に広告を挟み込む。早朝の配達までの時間との勝負!
この作業室ではいかに効率良く作業出来るかがテーマでした。今回とても助かったのがお施主さんが実に良くこれまでの問題点を把握していて、こうしたら良いのではというアイデアをたくさん持っていたこと。運び込まれた家具をみながら、作業が上手くいくことを願った。
完成して2ヶ月、作業室の使い心地はかなり良いらしい。
みんなで一緒に作り上げた事でより良いものになったことは設計者冥利に尽きる。  
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2006年01月18日

a lot of electric wires

ce813e42.JPG街の景観問題を考えるとき電線をどうにか出来ないものか!と必ず意見が出される。
まあ、普段ならどうにかならないものかねえ・・・くらいの気持ちだが、さすがにこの日は「どうにかしてー!」と思った。何故この建物の周囲にはこんなに電線が多いのだろうと、首を傾げるくらい電線だらけ。

以前にも紹介したけど、レッカー(クレーン)を据付けて、アームを伸び縮みさせながらあっちへ振り、こっちへ振り巧みな操縦で木ルーバーが取り付けられていく。

いよいよ、この建物の完成形が見えた。  
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2006年01月14日

gate

716b0486.JPGこのゲートはトラックからの荷物の搬出入と駐輪場への出入り口です。
最初はアルミのパンチングで計画していましたが、建具業者から複合板の提案がありました。複合板というのは表面のアルミ薄板を樹脂の芯材に貼ったものでサンドイッチパネル等とも呼ばれます。今回はゲートの扉の重量が重くなりそうで心配していましたが、この複合板を採用することで相当軽量化できました。
そしてもう一つのメリットはアルミのパンチングは工作機械のドリルで穴を開けるため、面に歪みが発生しますが、サンドイッチパネルではそれがありません。なので凄く精度が良いとのことです。
いろんな材料が日々誕生しているのだなあと・・・・感心している場合じゃないな。勉強しなくちゃ!  
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2006年01月13日

LED light

c4828234.JPG051105
現場にて一つ気になっていたことが・・・この照明のカバーはいつ付くのだろう?大抵の器具は照明設置の時に付くのになあ・・と思って尋ねてみました。
「この器具はこのままですよ」と言われてよーーーく見てみると、透明ガラスのカバーが最初から組み込まれていました。LEDが丸見えで、一度気になりだすとどうにも止まらない!曇りガラスシールを貼りましたが、昼間はLEDの光源が見えてしまう器具でした。
ショールームに見本が置いてなかったのでカタログから選んだ器具ですが、LEDの照明器具についてはまだまだ不勉強名ことに反省です。  
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2006年01月12日

AD

54d83731.JPG051118
事務所の入り口ドア。
アルミサッシにはビル用と住宅用があります。ビル用のほうが性能が良いため価格的にも高価なのですが、3階建てまでであれば住宅用のサッシで充分使用に耐えうるので今回は住宅用サッシを使用しました。
事務所の入り口は窓とドアの大きさによって、ビル用と住宅用のコンビネーション!!・・・と同じアルミでも色が少し違ってそれが大問題。サンプルを見比べて・・・うーん色の違いが気になるなあ・・・とサンプルを裏返すと、この色良くない?
どうやら下地処理の色らしいのですが、問題なく使えるとのことで採用しました。  
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2006年01月10日

blindfold

db94a3f0.JPG照明器具が取り付けられ点灯してみる・・・昼間とは表情が変わって面白い。
写真は階段の”踊り場用”の照明。
よおーく見ると、直接光源の光が目に入らないように目隠しが付いています。階段では照明器具が上から見えたり下から見えたりするので眩しくないように、このような仕掛けがあります。  
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2006年01月09日

door

3d814dda.JPG苦心の建具です。中央の明かり窓を、アクリルの小口(切り口)を見せるようにしたかったのですが職人さんと打合せの末断念。かわりにスリットを可能な限り細くして乳白のアクリル板を貼り付けました。建具の仕上げ材のポリ合板と厚さが同じくらいだったので、表面はツラで納まりました。  
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2006年01月08日

signboard

77fdfc53.JPG051117
いよいよ看板が取り付けられました。
看板はお施主さんの友人の業者。せっかくの看板だから斬新なものを考えよう!と試行錯誤を繰り返しました。
最終的にステンレスのヘアーライン仕上という、ステンレスのいたの上にスッと細かい線の模様が入った背景に、鏡面仕上げの文字で仕上げています。
必要最小限のデザインはこの建物をよりスッキリとした感じに見せてくれます。  
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2006年01月06日

meetingroom

00f91e7a.jpg会議室の仕上げが終わりました。
なるべくすっきりが目標でしたが、電気関係の中継ボックスが処理しきれませんでした。残念!

「お弁当箱くらいの大きさのボックスを壁に付けたいんだけど・・・」という相談に「じゃあここの壁しかないですね、そういうことは最初に言ってくださいよ」など打合せをした後日ボックスが取り付けられました。
・・・弁当箱!?!?・・・ウソツキー!じゅうぶんミカン箱くらいあるじゃん!  
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2006年01月04日

lighting

57bfe745.JPG加齢への配慮というのは以外に難しい。何故かというとそれぞれ個人差が有る。
一般的にバリアフリーというと床の段差を無くすことに配慮することだと思われがちだが、実際にはもっと様々な配慮が必要だ。

その一つは照明
60歳の明るさの感じ方は、20歳の時の3.2倍の明るさが必要だという。
この照明器具は家庭用シーリングでは最も大きなサイズのもので、設置目安としてはもう一回り大きな部屋用だが、それでも暗く感じるそうだ。
器具のスペックは一般的に部屋に対してだが、今後は年齢に対しても検討する必要があることを痛感した。
  
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