2007年07月07日

配筋完了!

4df6ff2d.jpg2002年3月2日

鉄筋が組まれて、今日は配筋の検査です。
タテヨコ20センチ間隔で鉄筋が並べられます。

1本の鉄筋で端から端まで届かない場合は鉄筋を重ね継手といって鉄筋の直径の40倍ほど重ねることで1本の鉄筋とみなします。またべた基礎は土に接する部分のスラブなので土から最低4センチ離した位置で鉄筋を組みます。そのほかに隣り合う鉄筋の継手の位置など建築工事共通仕様書をもとに各項目をチェックします。

こうしたチェックを配筋検査と呼び、この検査が終わって修正箇所を手直しするとはじめてコンクリートを打設することが出来ます。  
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2007年06月28日

鉄筋到着

87b6ffb3.jpg2002年3月1日

現場に鉄筋到着です・・・・搬入ご苦労様です。
資材の搬入に来た業者は表の道に自動車を止めて、歩いて路地に入って現場の確認にやってきます。
「ここが現場ですか?えーっ、ここまで運ぶの?」
・・・と口をそろえたようにぼやきます。(笑)

さて、現場に搬入された資材のチェックです。
鉄筋に刻印された圧延マークを確認。OKです!

  
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2007年06月20日

配管工事

f3971b50.jpg2002年2月28日

小雨の振る中、給排水配管の埋設工事が行われました。
建物が載るコンクリート製の基礎の下にこうした配管が埋設されます。  
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2007年05月31日

地ならし完了!

065325da.jpg2002年2月26日
当初1月の工事開始で3月末竣工という強行スケジュールでの工事の予定でしたが、工務店の都合で4月末竣工に・・・まあ、少し余裕を持って工事に取り組んでもらったほうがいいかなと思いOKしました。
工務店にも事情があるでしょうから、あまり苦しいスケジュールを押し付けると大工さんなどの工事にそうした苦しさが表れるような気がしました。

でも工事開始が遅れた分、今から急ピッチで挽回です!
砕石が敷きこまれ地ならし完了です。  
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2007年05月26日

砕石到着

12ddef90.jpg2002年2月19日
自動車で資材の搬入できる道路から路地へ入った敷地への約50mほどは荷車など人力で資材を運びます。
軽いものならそんなに問題にはならないけど・・・・・・

白い麻袋に入っているのは建物の基礎の下に敷きこまれる砕石。
気がつけば現場に搬入されてました。

うーん、重そう。職人さん、ご苦労さまでした。  
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2007年05月22日

外構ブロック積み

835a14be.jpg地業工事がはじまり、まず最初に敷地境界線上にブロックを積んで隣地との高低差をブロックで仕切ることに・・・工事の手順上、先行してブロックを積むことになりましたが、このブロックは外構工事の塀の一部のつもりだったので見積もりの金額調整をきちんとしないままの見切り着工。
工事金額をきちんと決めてから着工できなかったことで、後々までお金の面でギクシャクしてしまい、自分でも調整が甘かったなあと反省です。

「このくらい見込んでおけば出来るとおもうよ。」と言われて見切り着工したものの「きちんと見積もったらコレだけかかりました。」と見積書が届く。工務店を信用して着工することに決めたけれど、工務店にしてみれば家を建てるのが商売。そういうものなんだなあ・・・と自分の家を建ててみてはじめて分かることがたくさん。
  
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2007年05月19日

地業工事開始

3222b5fc.jpgさて、現場にはユンボが到着し地業工事開始です。
まず表面の土をすきとり、植物やその根っこを取り除きます。
植物は有機物で、基礎を作るときに取り除かないと体積が収縮して基礎の沈下などを引き起こす可能性があるからです。

土を掘り返すのは意外に重労働なので、工務店の担当者は重機が入ってこれなかったらどうしようかずーっと悩んでいたそうです。  
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2007年05月18日

最高の土!?

d4392ff4.jpg地盤改良をするかしないか!
うーーん難しい。いつも凄く悩む。

地盤改良はセメントと土を混ぜながら建物が建つ部分の地面から50センチくらいを充填するものか、支持地盤まで60センチくらいの円柱を何本も地中につくるものが一般的。当然それによって予算が別に必要になります・・・・予算で悩む。

市内の木造住宅程度の荷重ならべた基礎で十分と言う人もいれば、ちゃんと地盤改良しないと!という人もいるのでまた悩ましい。
地盤調査の数字で決めてしまえばよいかも知れないけれど、土質をよく知る人でも
眠ってる土を起こしちゃいかん!という人と数字を根拠にやるべきだ!と意見が分かれます。

今回は地盤改良の契約内容を確認したら、地盤改良をしても大地震で家に被害が出たときは保証は効かないことが分かったのでやめました。自宅だから、決断できましたが、設計依頼された物件だったら・・・きっとまだなやんでるだろうなあ・・・。

ちなみに、掘り起こした土を見て基礎工事の職人さんと考えようと掘ってみたけれど・・・・表面の土は畑の土には最高だ!ということだけが分かった。  
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苦い思い出

僕の家の玄関ポーチの脇に仮囲い用の鋼板が一枚置いてある・・・・

家が完成してしばらくして友達が遊びに来た。彼は事故で頭を強打し半身不随になった。そして車椅子の生活を今も送っている。

両親に付き添われて僕の家の前までやって来たが、玄関ポーチの段が上れない。せっかくだから抱きかかえて上げてやろう・・・と思ったが80キロある体は車椅子からとても持ちあげることが出来なかった。人間ってこんなに重いのか!無理して抱きかかえて転んだりしたら彼は受身が取れない。考えた挙句、仮囲い用の鋼板が残ってるのを思い出し、道路から玄関ポーチまでの即席スロープを作った。

大人二人掛かりで車椅子を押して何とか玄関まで・・・でもそこまで。さっきと同じ理由でそれ以上は彼の負担になる。彼を家の中に上げてやることは出来なかった。彼は玄関で「ほお。へーー。」と僕に賛辞を送ってくれた。

僕にとって設計って何だろう。どんな難しい問題もきっと設計で解決できるもの?ならなぜ友達を家に上げてやれなかったのか?なぜこんなに悔しかったのだろう?今はもう少しはマシな設計が出来るようになったのだろうか?答えはまだ見つからない。

来た道を送って行き、スロープに使った仮囲い用の鋼板は玄関ポーチのすぐ脇においておくことにした。今度いつ遊びに来ても良い様に、そして答えが見つかるまで。


  
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2007年05月11日

ブロードバンド

実は先ほど記載した道路・・・ブロードバンドも随分長い間入って来れませんでした。すぐ近くまで光ケーブルは来ていたのですが、ケーブルが空中で直角に曲がれないので、ケーブルを引くためにはよその家の敷地上空を通過してしまうそうです。新しい電柱を立てるのも道路の巾が狭いため困難とのこと。

ちなみにADSLも光ケーブルが敷設されると新規契約は出来なくなるそうでずーっとISDN(電話回線)でインターネットに接続していました。

道路の条件がブロードバンドにも影響するとは!新たな発見でした。
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ユンボ到着!

004d86fd.jpg敷地は2項道路といって巾が2mに満たない道路に面しています。大通りから1本なかに入った道なのですが、大通りから入ってすぐにほぼ直角に曲るので自動車が入れません。普段はそのおかげで静かな環境なのですが、こと工事に関してはこの道路の攻略は最難関課題。

工事がはじまりついに重機登場!・・・・・一番小さなサイズのユンボがどーにかこーにか現場に到着です。  
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2007年05月09日

地鎮祭

1bc47c41.jpg地鎮祭・・・もちろん名前は知ってます、でも分からないことだらけ。

お供え物がまず分からない。
お供え物は鎮物(しずめもの)といって地霊へのささげ物として
洗米、清酒、塩、魚(鯛又は鰹節・するめ・昆布等) 、野菜(大根・人参・蓮根・菜物等) 、果物(季節のもの) などを用意します・・・

で、我が家の場合あるもので済まそうと準備開始!
「あ!するめが無いね」と僕が言うと父が「あるから大丈夫!」と冷凍庫から秘蔵のケンサキイカの干物が登場。
でもホントは神前への御供用はヤリイカ「白するめ」をお供えするんだそうです。いやはやお恥ずかしい。何事も経験してみないと分からないですね。

さて、最近の地鎮祭では神主さんにお供え物まで用意してもらうことも出来ます。
地鎮祭はもともと、この大地は神様のものだから家を建てても神様に怒られないようにお願いする意味があるそうで、土地の除霊が目的ではないそうです。さらに、本当はこの土地の神様に対して行うので、地元の神社にお願いするのが本来なのだとか・・・

  
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2007年05月08日

施主の気持ち

37667514.jpg僕の事務所での最初の仕事・・・それが自邸でした。今までいろんな建物の設計に携わってきたけれど、一番勉強になったのはやはり自邸です。何が勉強になったかというと、なんといっても「施主の気持ち」を知ったこと。

それまでの仕事は知識と経験で物事を考えていたと思います。初めて「施主」の立場経験して「施主の気持ち」がわかって価値観がすっかり変わりました。

設計ってオールマイティーで、いろんな条件を解決していけるものだと思っていましたが、現実はそうではなかった。まずお金、そして職人や施主の人間性・・・こうした現実の諸問題は設計では解決できるものではありませんでした。と、言うわけで時は2002年自邸建設の回想記のはじまりはじまり・・・

(自邸が最初の仕事で本当に良かったと思います・・・というか、人の家を設計して迷惑をかける前で良かった。)
  
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2007年05月07日

bf33797f.jpg随分前のこと・・・ちょうど自宅の建設工事がはじまったころのある日、いつも使っていたステッドラー製のホルダーがポキンと折れた。

金属部分とプラスチック部分のねじをキツーく締めてたので、プラスチック部分が疲労したのかな・・・

ホルダーはほぼ毎日、使わない日はないであろう体の一部。捨てるには忍びなかったので基礎工事の砕石の中に埋めました。

今まで僕を支えてくれたホルダー、今度は礎の一部として自邸を支えてくれます。  
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2007年04月11日

花吹雪

d95ab355.JPG朝食をとりながら庭に目をやると、桜の花吹雪がひらひら・・・
こんなに軽い花びらでももう木にとどまることが出来ないんだなあ・・・と思いつつ事務所に向かう。

桜越しの自宅・・・あ!洗濯物が干してある写真になってしまった。まあいいか。  
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2007年04月07日

見ごろ。

3188a0da.JPGいよいよ今週末は桜の見ごろかな・・・。
毎日桜の花を眺めながら事務所へ出勤です。  
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2007年01月03日

注連飾り

b6a0d369.JPG新春、注連飾りを購入。
「え?どこに飾るのよ!」と不思議がる妻。

我が家の玄関ドアはスチール製。
どこでも磁石がくっつきます!

あっちこっち引っ付けてみて
ドアを開けたときに見やすい位置につけてみました。

今年も良い一年になりますように。  
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2006年10月08日

風の日

76fff735.JPG快晴ではあるものの朝からの強風。
夏とは窓からの光の入り方が変わって
窓から差し込む木漏れ日が、秋の訪れを告げる。

冬になって落葉するまではこの木漏れ日が楽しめる。  
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2006年09月12日

表札

a39d6ca9.JPGペタっ!郵便ポストにはまる名刺サイズのプレートを貼って、筧家の表札完成!

ステレオのソース切り替えスイッチを作ってプレゼントしたお礼にもらったプレート。さすがに15年の歳月で風化も進んで、当初のシルバーがだんだん黄色がかってきました。

先輩!そろそろ新しいのが欲しいっす。

  
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2006年08月25日

生命力

e92daa73.JPG米野の家のテラス。
当時契約社員で通っていた日本設計で不要になったサンプルを敷き詰めてみた。その一部にはアクセントに石臼を・・・しばらく前に「あ!芽が出てる。」と思ったが、だんだん育ってきた。このまま見守るべきか、どうするか・・・

それにしても、この炎天下。午前中日の当たるテラスでたいした生命力だなあと関心します。僕も夏には負けてられない!頑張らねば!  
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