2018年03月29日

次の世代に橋渡し。。

180329 (41)有松にて建物調査。
将来計画の構想のため主屋を少し見学させていただくと、昭和に入ってからの耐震補強工事が興味深くて、小屋裏に一番長時間滞在したかも・・・。

当時建物全体が傾いていたのを修理しようと思ったけれど、有松付近では難工事を引き受ける工務店が無く、呼続の荒川さんという大工さんが引き受けてくれたのだとか。

今は無きご主人は、傾いた家が直ったのに感激して建具の修理が待ちきれず、何も無い主屋にしばらくの間一人で布団をひいて夜も寝ていたそうで、修理の痕跡からその喜びが感じられる気がしました。

問題はそんなすごい歴史を次の世代に引き継ぐことが僕に出来るのか!と不安でいっぱいですが、自分にできることを精いっぱい頑張ります。

Posted by kakehi_k at 18:01│Comments(0) アリマツノミセ 

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