2018年01月27日

2つの「火」

180127 (230)多治見のモザイクミュージアムが主催してくれたオープンアーキテクチャーで丸栄百貨店を隅々まで見学!
鳩羽色の外壁タイルはもちろん各所に使われたタイル、イメージによって使い分けられた様々な色の石材、スチールの細いラインの手摺・・・人の手の温もりと言うか熱さを感じることのできる建物です。

この建物も6月には閉店とのことで、建物の歴史は商品と違い売れないものなんだなぁ・・・残念です。

設計の仕事は、建物のために情熱を燃やして完成すると建物が自分の子供のような気になる職業です。
巨匠村野藤吾の「火」が2つも燃えている建物でも失われてしまうんだなぁ・・・残念です。

Posted by kakehi_k at 23:29│Comments(0) 設計士のひとりごと 

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