2007年04月12日

観音堂

bfd2a6ba.JPG気がつけば4月・・・年末に工事が終わる予定だった改修工事もようやく完成。
・・・あ!決して、スケジュール見込みが甘かったわけではなく工事の範囲が増えたからです。はい。

こうした工事をするときに思うのは、予算をすべて使い切ると家具を買ったり電化製品を新調したりということが出来なくなってしまうので、少し余裕のあるように工事範囲を設定するようにしています。

今回は、お施主さんの運勢が「今が工事のチャンス!」とのことで、当初の計画を大変更!で工事範囲拡大。建物の一部がキレイになるとどうしても他の部分が気になるので、どこで線を引くかが問題になるけれど今回は「ヤル!」という決断。
今年の運勢は・・・と仏に仕える方からのお言葉なので妙に説得力がありました。

でも、本当は綺麗に直してもらえてよかった。と喜んでいるのは建物かもしれません。

Posted by kakehi_k at 04:14│Comments(1)TrackBack(0) 庫裏の改修 

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この記事へのコメント
>予算をすべて使い切ると家具を買ったり電化製品を新調したりということが出来なくなってしまうので

ああ、これ。リアルに分かりますよ…。
実は既に我が家も、予算オーバーでした。カーテンをけちったり、外構けちったり…しました。(照明もケチった)
例えば内装だけでも替えると、持ってきた家具が古臭く、みすぼらしく見えてしまって買い換えてしまいたくなるっていうのと同じでしょうね。

>ことなりままっちさま
僕も自宅を新築したときに骨身に沁みました。せっかく新築した家なのに「あーあ・・」って声が漏れちゃいますよね。
こういう辛ーーい(笑)経験の無い設計者って自分のやりたいことのために、後から必要な予算を工事に回してしまいます。何事も相手の身になって考えるのが大切ですよね。
というわけで、筧建築設計を今後もよろしくです!(笑)
Posted by ことなりままっち at 2007年04月13日 10:54

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