以前、ちょっと意思の食い違いでどうなることかと思った仕事ですが、ようやく工務店に見積もり依頼することができました。
今回の耐震計画は築100年という住宅をいかに補強するかの検討です。
一般的に耐震壁を増やせば良いと思われがちですが、既存の土壁に対して筋交いや金物で補強すると揺れ方が違うので建物に良い補強方法ではないという結論に至りました。よって今回は土壁の耐震壁を設置することがテーマです。
土壁といってもその技術のある工務店はなかなか無いようで、伝統工法で住宅を建設出来る工務店を探す必要があります。名古屋市内ではそういう工務店を探すのは一苦労でした。伝統工法が特化されて、高額な工事になってしまうようです。
名古屋近郊にはまだまだ技術を持っている工務店があり、一般的な坪単価で工事出来ることもわかり今後も今回のように土壁の耐震壁による補強ができそうです。
あとは見積もりが予算内に収まると良いのですが。結果が楽しみ。