2005年04月24日

やさしさにつつまれて

37c64de0.JPGもともとの建物が持っている雰囲気を十分に引き出しながら、料理と同じようにやさしい空間を演出するため、我々は材料や仕上げ以上に照明の方法や光量の設定に配慮しています。お客さまが席に着くと、それまでテーブルにおかれていたアルコールランプからスポットライトに照明は移行します。あくまで自然に料理と建築が調和する空間演出です。  

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きもちをこめて

c6f6738e.JPG「しゃしゃんぼ」は庭に生えている木のなまえです。
祖父が残してくれた、築50年になる町屋の一部を改装して居酒屋をつくれないだろうか。
やさしい料理と美味しいお酒をゆっくりと楽しむことができるお店、この家を使ってそんな店を作りたい。店の名前は祖父の残した家と庭に敬意をこめて名付けられました。
設計:ELF/筧建築設計
施工:吉富工務店  

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2005年04月23日

自問自答

1fef8927.jpgデザインはそこで働く人たちの自分らしさ、その場所にあるふさわしさ、その建物の「らしさ」を考えることだと思います。
そして、設計士のらしさってなんだろう?いつも自問自答しながら考えています。
今回選択した外壁のセンチュリーボードは単調にならないように、アルミアングルでアクセントをつけています。
そのストライプの幅は一部分の原寸大模型を作って検討したものです。

  

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2005年04月22日

ものづくりの出発点

62b9dad7.jpg計画地周辺は倉庫や工場の密集する工業地域です。
この計画は既存の倉庫のリ・デザインです。
「ものを作る」というこの会社の基本姿勢が建物外観にとてもよく表現出来たように思います。
不況の時代だからこそ、今後自分たちの目指す文化への出発点としてこの外観のリ・デザインは完成しました。
設計:皆川貴弘+筧建築設計
  

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2005年04月21日

「らしさ」

45935dc2.jpg外部の仕上げは、2階部分はガルバリウム鋼板、1階はモルタルにジョリパット吹き付です。
ガルバリウム鋼板のカットサンプルを見て金属の素地でぎらぎらしたイメージを持つ方もいますが、実際使ってみると白いサイディングなどよりずっと落ち着いた色をしています。
建物周囲の木々の色や、空の色が写り込んだら良いなあと思い使っています。
また、1階のジョリパットの色は以前そこにあった、杉革葺きの塀の色に近い色にしました。
その場所のもつ表情や記憶を残すことが、そこに住む人の「らしさ」ではないかと思います。
この「らしさ」を形にするのが設計士の仕事ですね。  

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2005年04月20日

古建具と過ごす

f5fcbc5f.jpgこの住居を計画する時に、父と僕の集めた古建具を使うことを考えていました。
母屋の屋根裏にしまってあった古建具は百本近く、皆埃をかぶり眠っていました。
これら一本一本は使われていたとき、買ったとき、作ったとき、その時々の記憶が刻み込まれています。
これらの”もの”は生命の灯火を持っています。
自分が受け継ぎ、そして次の世代まで残していけないかと思いました。
これらの古建具は、それぞれが別の場所、別の時期に作られていて、パッチワークのように継ぎ接ぎです。
しかし、これらが持つ生命の灯火が五輪の聖火のように、人から人へと時間を越えて受け継がれていけば、一見パッチワークのように継ぎ接ぎでも受け継いだ人の記憶の中では一連の生命の灯火となって永遠に燃え続けていくのではないでしょうか。
古建具と過ごしながら思いにふける空間が広がります。
  

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みんなのけんちく

建築という響きがとても好きで、良い建築を設計したいといつも思っています。
でもなかなか自分の思ったようにはいかないですね。
お施主さんがいて、設計者がいて、工務店がいる。
みんなの気持ちが一つになることがとても大切です。

建築家が・・・と設計者だけが特別扱いされやすいけれど
みんなで作っていくのが建築です。

僕のまわりでおこる色々な出来事をこれから綴って行きたいと思います。

  

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